【Z会 中学生コース】タブレットとテキストどっちがいい?

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Z会中学生コースの入会を検討するときにこのような疑問はありませんか?

  • タブレットコースとテキストコース、どちらのコースを選んだらよい?
  • タブレットで勉強はできるの?
  • AI搭載とはどういうこと?

Z会の通信教育ではタブレットコーステキストコースの2種類が用意されています。どちらかを選ばなければいけないのですが、正直すごく迷いました。

タブレットコースは、単元ごとの学習から添削問題まですべてタブレット上のアプリ(※)でインターネット経由で行います。添削答案も、タブレット上でインターネット経由で行われます。

それに対して、テキストコースでは、単元学習から添削問題までをすべてを用いて行います。添削答案は郵便でやり取りします。それぞれにおいてメリットとデメリットがありますので、子どもにあった方法を選ぶ必要があります。

(※)実際には専用アプリをインストールするのではなくウェブブラウザ(Safari)上で学習します。ただし、サイトのタイトルが「Z会学習アプリ」となっていますので、この記事ではアプリと呼ぶことにします。

長男くんが取り組んでいるのは、「中学生タブレットコース」です。

ホームページや入会案内にはタブレットコースが前面に出ていますので、こちらがおすすめとは思いますが、タブレットコースのメリットとデメリットをしっかり考えたいと思います。多くの場合、タブレットコースのメリットは紙コースのデメリットになり、その逆もしかりという関係になりますので、タブレットコースについて見ていきます。

※詳細については公式サイト株式会社Z会 をご確認ください。無料で資料請求できます!

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タブレットコースのメリット

AIスマート深化学習ができる

AIスマート深化学習とは、最新の「AI技術」と良質な「添削指導」で徹底的に個別指導を行う仕組みのことです。AIにより生徒個人の弱点を診断して、効率よく学習を行えるようにする仕組みです。

一人で学習していると、十分理解している問題を何度も繰り返して解くことになったり、逆に今のレベルでは難しすぎる問題に取り組んだりしてしいがちです。そうなると時間の無駄になってしまいます。また、塾や学校などでの集団授業においても、同じ問題は起こりやすいと思います。それに対して、AIの技術によって、個人のつまづきを把握し、理解力や思考力を徐々に深めていけるよう最適な順序で問題提示を行うことができます。また、理解している問題は問題演習を省いていくことも可能です。

Z会は添削指導の質の高さでは昔から定評がありましたが、間違えたところを見直して「ふーん」で終わってしまいがちでした。それではやはり効果が最大限発揮されていないと言わざるを得ません。それが、このプロによる添削指導結果をAIに組み込んでいるというのです!単にタブレット上で取り組んだ選択式の問題だけでなく、人(プロ)が見た結果も合わせたデータを利用しているので、かなり正確に高い弱点診断をしていると思われます。これに加えて、他のZ会員の傾向も考慮に入れてデータ分析をしているとのことですので、信頼度はかなり高いと考えられます。

添削指導の返却が迅速である

約2か月続けて、6枚答案を提出しましたが、いずれも4日以内に添削結果が返ってきました。4日であれば自分の解答も覚えていますし、復習がより効果的だと思います。

教材や添削済み答案などが整理されている

紙の教材であれば、毎回の教材や答案を整理しておくのは結構大変な作業です。タブレットコースであれば、すべてアプリのフォルダに整理されて蓄積されていきます。

環境に優しい

タブレット学習の場合は、紙をほとんど使わないので環境に優しいと言えるかもしれません。紙の場合は、冊子などリサイクルできるものも多いと思いますが、郵送に使う封筒や答案などは最終的には廃棄することになると思います。ごみを減らすことに少しでも協力できていると思うことができるでしょう。

オープンカリキュラムの特徴を生かせる

Z会は中学生のカリキュラムがすべて受講できます。ですので、中2であっても、1年生の復習もできますし、3年生の先取り学習もできます。映像授業を視聴して問題演習をしていくパターンなので、よく理解できますので先取り学習を進めていくことが可能です。先取り学習した分の添削も対応してくれます。そうすれば学校の授業もよく理解でき、授業内での積極的な発言が増えて内申点にも良い影響を及ぼすことが期待できます。

また、オープンカリキュラムであるため、範囲が広い実力試験対策にも好都合です。

このように、目先の定期試験対策だけでなく、前学年の復習、先取り学習、広範囲の試験対策などいろいろなニーズに対応できますので、いろいろな種類の問題集を買いに行く手間とコストが省けます

映像授業を活用できる(ただしテキストコースでも視聴可)

各単元に映像授業が用意されており、その単元のポイントが動画で学べる仕組みになっています。電子黒板による授業ですので、図がわかりやすくレイアウトも見やすくなっています。また、おそらく厳しい競争を勝ち抜いた講師の授業ですので、説明は簡潔でわかりやすいようです。かなり効率よく学習できるものと期待しています。ただし、この映像授業は、テキストコースでも視聴可能になっています。

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タブレットコースのデメリット

タブレット端末代が必要になる

タブレットコースをするうえでこれが大きなネックになると思われます。下のどちらかを用意する必要があります。

  • Z回専用タブレット(デジタルペンシル付き)
    • 初回購入料金 19,800円
      • 期間限定で条件を満たせば割引となるキャンペーンを実施していることがあります
    • Z会専用タブレット補償サービス 料金 200円/月
  • 手持ちのiPad(iPhone, iPod touchは受講不可)+デジタルペンシル

少し痛い出費となりますが、iPad Pro 11-inch 第1世代+Apple Pencil 第2世代を購入しました。今後の汎用性や書きやすさを考えてこのセットにしました。問題演習で英単語を打ち込む問題などがありますので、キーボードもあった方が解答しやすいと思います。本体はType-C USBで充電できます。Apple Pencil 第2世代はタブレット上部に磁石で引っ付いて充電します。

動画授業の視聴、問題演習、添削用の記述問題すべてこのタブレット1台で完結します。また、英語は4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の学習がありますが、すべて対応できます。

本人いわく、大きさ的にこれくらいで十分とのことです。

添削記述問題がやりにくい

記述式の解答は、慣れ親しんだ紙が一番だと思います。タブレット式であれば、問題と解答用紙が一画面に収まっているので解答スペースが小さいタブレット上で解答するのが書きにくいというデメリットが考えられます。

ところが、さすがによくできたアプリで多くの問題は解決されています。まず問題と解答用紙が一画面にあって解答しづらいという問題については、問題を非表示にする機能が搭載されています(下図の左上の「問題を非表示にする」)。問題をどこかに書き写したりスクショでとるなどしておけば、問題を非表示にして解答を大きく使うことができます。また、細かいですが、左利きの人用に、問題と解答の左右を入れ替えることができます(下図の真ん中上の両矢印のボタン)。

さらに、答案用紙の表示倍率は自由に変えることができますので、書きやすい大きさにして解答できます。添削用の記述問題の解答は、最初は書きにくく感じたようですが、慣れてしまえば特に問題ないようです。また、間違えた時も「戻る」ボタンを押したり、範囲を指定して消去できるので、消しゴムを使うよりもやりやすいようです。

子どもは学習能力が高い!と改めて感じました。

英語の添削課題一例(具体的な問題は省略しています。)

間違った箇所を抽出できない

紙と違って、間違えた個所や重要な箇所に付箋を貼ったり、蛍光ペンで印をつけたりできません。AIが間違いの傾向を把握して類似問題を出してくれるのでしょうが、間違えた「その問題」を見直したい時もあります。また間違えていなくても、偶然できたなどチェックしておきたい場面もあります。自分で選んだ問題を試験直前などあとで自分のタイミングで見直せるような機能があるとなお良いと感じています。

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まとめ

デメリットについては、かなり対策が取られているようですので、場合によってはあまりデメリットとならない(むしろメリットになる)ケースもあると思います。総合的に考えて、このタブレットコースは非常に効率よく学習ができると考えました

タブレットコースのメリット

  1. AIスマート深化学習ができる
  2. 添削指導の返却が迅速である
  3. 教材や添削済み答案などが整理されている
  4. 環境に優しい
  5. オープンカリキュラムの特徴を生かせる
  6. 映像授業を活用できる(ただしテキストコースでも視聴可)

タブレットコースのデメリット

  1. タブレット端末代が必要になる
    • Z回専用タブレットの場合、期間限定割引キャンペーンあり
  2. 添削用の記述問題がやりにくい
    • 解答欄を広くする設定あり
    • 操作性はすぐに慣れる可能性あり
  3. 間違った箇所を抽出できない
    • 今後の改善に期待
シュフロー
シュフロー

Z会の通信教育を始めるにあたってタブレットコースにするかテキストコースにするか、とても悩みました。

どちらもメリット・デメリットがあるので、お子さんに合ったものを選択できるよう少しでもお役に立てば幸いです!

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